Windows 10 で WSL を用いた C 言語の環境を構築する方法
概要
コンパイラーはgcc
やclang
やbcc
というものがあるが、Windowsでは少し扱いにくい。
そのため、MinGW などをインストールして使うこともあるが、今回は WSL2 を用いた環境の構築方法を紹介する。
目次
WSL を有効にする
WSL は標準で有効ではないため、有効にする必要がある。
- スタートボタンを右クリックし「アプリと機能」を開く。
- 「オプション機能」をクリック。
- Windows を再起動する。
Ubuntu のインストール
- スタートメニューから「Microsoft Store」を開く。
Ubuntu の実行と初期設定
- スタートメニューから「Ubuntu」を開く。
- ユーザー名を入力。
- パスワードの入力
- パスワードの再入力。
パッケージのアップグレードを行う
sudo apt update sudo apt upgrade
パスワードが求められるので設定したパスワードを入力する。
C 言語のコンパイラーをインストール
sudo apt install gcc
C 言語のコンパイルと実行
echo -e "#include <stdio.h>\n\nint main(void){\n\tputs(\"Hello, world\");\n\treturn 0;\n}" > test.c gcc test.c ./a.out
Visual Studio Code をインストールしている場合は、code test.c
とするとプログラムの編集ができる。
ディレクトリーを開く場合は、explorer.exe .
を実行する。