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新卒2年目の友人から職の相談を受けた

友人 S は大学の友人であり、大学を 1 年留年して卒業し、システムを設置する会社に就職して営業の仕事をしている。 4 月に異動し、横浜から東京の部署に変わったとのことだが、東京の部署はブラックな雰囲気があるらしい。 しかし、引っ越しはできないということで、横浜から東京までの通勤時間がなんだかんだ最低往復 2 時間以上かかるそうだ。 本人は異動や社宅について交渉をしたとのことだが、希望がかなわず、現在は休職し実家に帰省している。

以上の事情の説明をされ相談を受けた。

もともとはプログラムを書きたくて、この会社に来たが営業に回され、転職したいらしい。 そこで、プログラミングスクールへ入会したいと言ってきた。 個人的にはプログラミングスクールへの入会は反対なのでそのことを伝えた。 筆者の職業も IT 系であり、プログラムを書く業務をしている。 だが反対だ。お金がかかるからだ。50 万程度かかるらしい。 プログラミングという餌で搾取しているのだろう。 プログラミングスクールへ通いたいということは現在はその程度の実力しか身に着けておらず、 スクールを卒業し入社できたとしても、多忙な状況でこき使われることが目に見えている。 しかもだ、友人 S は情報系の学部を卒業している。 大卒という大きい資格があるのにスクールに行く価値はあるのだろうか。(反語) 日本社会では大卒の価値は大きく、生涯年収で数千万から億変わるといわれているぐらいである。

そもそも、プログラミングを学ぶのはスクールではなく独学で十分可能である。 自身がそうだからだ。C と Ruby に関しては本を買って勉強をしたが、PythonC#は本すら買ってない。 しかし、上手く書ける。独学でも全く問題ないのだ。 また、大学卒業して間もない第二新卒にはポートフォリオは不要だと思っている。 そんなもののために、スクールに通うことは無意味だ。

というわけで、解決策として 2 つのことを勧めた。

1 つ目は、資格を取ることである。RubyPythonJava などのプログラミングの民間資格や、 IT パスポート、基本情報技術者試験などの公的資格を取得する。 これらの資格を取得し、転職先の面接に望めば、受かる可能性はあるのではないかと考えている。 もちろん、中途の場合は資格よりも経験が重要視されるのは間違いないが。

2 つ目は、期間工である。別の高卒の友人が期間工をしており、 月収は手取りで約40万円程度だと聞きいた。実際に明細も見たこともある。 福利厚生もそこそこ充実しているそう。 キツイ仕事であり、技術や経験は身につかないだろうが、お金を得ることだけを考えるなら一発逆転の選択肢となるかもしれない。 ただし、大卒で期間工というのはもったいないと感じるし、経済が低迷したり、体調を崩して働けなくなった場合には困るだろう。

難しい。